寿司は無限

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魔法戦争全話レビュー 第四話『崩壊世界の六と十』

第四話『崩壊世界の六と十』

脚本:ハラダサヤカ 演出:澤井幸次 絵コンテ:川口敬一郎 作画監督:山口仁七

 

 崩壊世界で武が戦う話デース!以上……とならないのが魔法戦争のスゴイところだ。兄を救うため出奔した六を追い、武らも崩壊世界へ。そこでコンシェルジュなる存在と出会う。彼らは一種の門番でどんな魔法も通さないバリアを張っている。そんなのがあったら無敵ではないか。モブ魔法使いが戦闘で死んで、バリアにぶつかってくる。ちなみにこの設定が登場することはもうない。とにかく崩壊世界では戦争が起こっているのだ。

 

 十との戦いは純粋な見どころだ。なにせ魔法バトルなのだ。インビジブルディスク(氷の円盤を飛ばす)やワイヤーブリザード(氷のワイヤーを這わせる)などの必殺魔法が飛び交う。どれもちょっとしょぼい。大抵のキャラの魔法はあんまり強くなさそうだ。そして、結構あっさり負ける十。しかも武たちは魔法の素人同然のままだ。武器の性能差は言い訳にはならない。なぜなら、トワイライトが他人の魔法を込められるといっても、入っているのは大して強くもない伊田の魔法だ。

 くるみも回復役として地味に役にたった。ワシズ様の乱入によって勝負は次に持ち越し。ここでワシズ様が戦っていれば、武らは一瞬で殺されていただろう

 

 この話、魔法戦争の全話の中でももっとも語るところがないかもしれない。ただそれは魔法戦争が悪いのではなくて、私の見方が悪いのであろう。